今回紹介するのは、なんとアクアリウム用品ではありません。しかし、我が家の水景を維持するために必要不可欠なものになっています。
正直、小型水槽用の照明って水草水槽にむいていないものが多いんです。小型水槽の扱いは、「誰でも手軽に」というイメージが強いので、本格的に水草育成を目的とした商品が供給されていないのが実状です。
一応、水草水槽向けの照明もあるのですが、高価だったり、商品の見た目がイマイチだったり、で「これ!」という商品がなかなかありません。
今回、30pキューブ水槽を立ち上げるにあたって、Yuは一般家庭用の電球をアクアリウムで使用することにしました。
今回使用したのは、
☆ナショナル パルックボールスパイラル A形 100W形 パルックday色EFA25ED22
です。これは電球型蛍光灯と呼ばれる商品で、普通の電球(黄色っぽい光)とは違って、蛍光灯の光(白い光)を出す商品です。つまり電球の形をした蛍光灯なので、アクアリウム用の照明と同じように使用可能なのです。(スタンドは口金にあったものを用意しなければなりませんが)
メリットとしては、22Wの消費電力で電球100形並の明るさということです。つまり小型水槽ならば十分すぎるほどの明るさということです。
電球が決まったところで、それに合ったスタンドを用意しなければなりません。パルックボールの口金がE26、消費電力22Wなので、その条件にあったスタンドを探します。
また、設置方法についても考えなければなりません。デスクスタンドにするのかクリップライトにするのか。Yuは今回デスクライトを選択し、水槽台に取り付けて使用しています。
購入時の注意ですが、よく店舗のレビューをチェックしてください。どういうわけか、このジャンルのお店は「発送に手間取る」「在庫がないことがしばしば」といったお店が多いようで、Yuも一週間近く待たされました。
一応、オススメとしては
デスクにクリップできる便利なアームライト。本体カラーはシルバー 型番AL106SLです。
です。これらにパルックボールを取り付ければOKです。予算も5,000円を下回る程度でしょう。
あと、この方式ならばオープンアクアリウムにもなりますし。ファンも設置しやすいですし管理がとても楽になります。
このような条件で維持している30pキューブですが、非常に好調です。水草がどんどん大きくなり、また増えます。60cm3灯で育成していたテネルスも、この蛍光灯だと一気に巨大化してランナーも次々に出しています。蛍光灯でこれだけ変わってくるのです。
水草水槽が上手くいかない。でもお金はそんなにかけたくない。そんな方は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?
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