エーハイムにもさまざまな製品が用意されていますが、もっとも価格と性能のバランスが取れているクラシックシリーズで十分です。
「初心者だから」という理由で、エコシリーズを選ぶ方も少なくはないのですが、呼び水は説明書を読めば理解できるし、性能面でも大差はないため、クラシックがお勧めです。
水槽の大きさとの関係ですが、一般的な60gの60cm水槽ではEHEIM エーハイム クラシックフィルター 2213(保証書)で十分です。あまり、高いものを選ぶと、排水の水流が強すぎて扱いにくいからです。また、90cmでは2215を2台使用するか、EHEIM エーハイム クラシックフィルター 2217(保証書)+2213プレフィルター程度の濾過システムが必要となるようです。
もちろん、60cmの場合もプレフィルターが必要となります。それについては、これから述べます。
水草の切れ端などの、物理的な汚れはプレフィルターで行います。これもフィルター内で行うと、掃除する必要が出てくるからです。フィルター内では、バクテリアによる生物濾過のみを行います。
しかし、プレフィルターにもさまざまなものがあります。ホースの途中に接続するものから、吸水パイプの先につけるスポンジまでさまざまです。
僕自身は、後述の物を使用しておりますが、きちんと掃除すればこれで十分です。一ヶ月に一度くらいの周期で、水換え時の水で揉み洗いしています。
使用しているのはホンマ産業 ストレーナーカバー 外部フィルター用Sサイズです。スポンジのきめが粗すぎず細かすぎない程度でちょうど良いようです。かなりお勧めです。2個セットだったのですが、未だ1つしか使用しておりません。長持ちです!
濾材ですが、ショップで販売されている何千円もする濾材を購入する必要はありません。市販のカースポンジで代用が可能だからです。
具体的には、ポリエーテルのスポンジです。通水性に優れていて、バクテリアが定着しやすいのです。我が家でも数年にわたって使用しておりますが、立ち上がりが早く、水質も安定しております。
使用方法ですが、ポリエーテル製のカースポンジを1cmの立方体にカットするだけです。怪我をしないように注意しましょう。これを、フィルターに詰めて完成です。
僕は、近所のホームセンターで購入したものを使用しておりますが、使えそうな商品を探しておきましたので参考にしてください。
カースポンジ濾材を使うと、熱帯魚専用の市販の濾材を買うことがなくなってしまうでしょう。
外部フィルターは水槽の下にセットします。そうしないと、水を吸水できないからです。大抵の水槽台ならば、容易にセットできるでしょう。
ちなみに、我が家はTV台を改造したものなので後方に穴を開けています。ここから、水を引き込み、排水します。
水槽後方は、ぎりぎりの隙間になりがちです。しかし、メンテナンス時のことを考えると、若干の余裕が必要となります。付属のダブルタップを有効に使うのも手です。
また、絶対にホースが折れることがないようにしましょう。また、接合部分には画像のように結束バンドを用いて、簡単に抜けてしまわないようにしましょう。
セットを終えて、呼び水をします。無事、吸水されたらセットは完了です。
お金は貯めればいい!とは言ったものの、やはり高価ではあります。しかし、一般的な60cm水槽ではさまざまなセットが用意されています。
水槽とセットで1万を切ることもしばしばです。ADAのような水槽がいい!という方以外は、このセットで十分でしょう。ちなみに僕も、セットで購入したエーハイム水槽を使用しています。
現在、自信を持ってお勧めするのはエーハイム2213+EJ60か、■《期間限定》60cm水槽 水草スターティング 60Hz 12点セット◆です。どちらも、これから水草水槽を始める人にとってはお買い得です。
ただ、付属のヒータ、CO2などは自分で気に入ったものを選ぶようにしましょう。
参考ページ:創 造 の 館(熱帯魚とアクアリウムのページ)
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