大抵はここで水槽に新しい水を加えて完了なのですが、今回は目詰まりしたフィルターを掃除します。
フィルターは長く使用しているといつか必ず目詰まりしてしまいます。ですので、半年〜1年毎にフィルターの掃除が必要となります。ただし、フィルターの掃除は水換え以上に水槽への負担が大きいです。頻繁に行うことは絶対に避けるようにしましょう。
まずはプレフィルターの掃除です。この掃除はたいして難しくありません。まず、吸水口から取り外して、水換えの時に水槽から抜いた水の中で軽く揉み洗いするだけでOKです。(もちろんフィルターの電源は切っておきます。)
プレフィルターを掃除すると、ヘドロのようなものでかなり水が濁ります。もちろん水槽内に戻すときも、水槽の水を濁らすのですが有害なものではないので気にする必要はありません。もちろん時間がたてば元通りになります。
では、次にフィルター内の濾材を掃除します。まずはフィルターの蓋を開けてみます。このとき、ダブルタップを上手に開いたり閉じたりする必要があります。
吸水口側のダブルタップは絶対に閉じます。そうしないと、水が吸い込まれてフィルターから水が溢れ出してしまいます。逆に排水口のダブルタップは開いておきましょう。(ただし、排水口のホースが水中にないことを確認しておく。)排水口をあけておかないと、蓋が開きません。
フィルターを開けたら、インペラーを点検しておきます。ここで、インペラーの軸を折ってしまうことがよくあります。(Yuも過去に一度折りました。)注意しましょう。
次に濾材バスケットを取り出します。バスケットがないフィルターは直接バケツに出してしまいましょう。バケツの中には先ほどの水換えで抜いた水を入れておきます。
そして濾材を軽くもみ洗いします。あまり強く洗う必要はありません。そしてすぐにフィルターへ濾材を戻します。
ちなみにこの時、フィルター内で生存していたエビを発見しました。フィルター内はそんなに住み心地がよかったのだろうか……。エビの生命力には驚かされてばかりです。
フィルターを元通りにして呼び水をします。水を飲まないように注意しましょう。といっても、水を吸い込む位置を水槽の水面より高いところで行えば絶対に吸い込むことはありません。
そしてフィルターのスイッチを入れます。すると、排水口から汚れがたくさん!!しかし、これも時間が解決してくれるので気にしません。
この汚れ、ホース内の汚れだと思います。だから決して有害ではありません。というか、エビはなんだか喜んでいます。
フィルターの洗浄は、これで完了です。バクテリアに負担をかけないように行いましょう。たとえば、濾材が水から離れる時間が長くなると危険です。
水を入れます。当たり前ですが、カルキ抜きをした水を入れましょう。また、今の時期(冬)は温度調整も必須です。
ちなみにYuは水を入れる際に焼酎のペットボトルを2本使用します。これは一本4リットルくらいなので、大体2往復で作業が完了します。
水換えを終えたら、照明をつけておきます。水換えによって刺激された水草が、盛んに光合成をするからです。
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