生体をできる限り取り除いた後、水草を撤去します。残ったエビを配慮して、できる限り静かに水草を抜いていきます。水草はパッドへ移しておきます。
写真の左側の底砂がクレーターのようになっているのはわかりますか?ここは通称「エビの避難所」です。
水を極限まで抜いたとき、ここにエビが集まるようにするのです。こうすればエビを残さず回収できるはずなのです。
同様に石も撤去します。石にはウィローモスが活着しているので、バケツの水につけておきます。
ちなみに、今回のリセットで石にはちょっと手を加えました。
まず、ウィローモスが全体に活着しているのは見た目が悪いので、残したい一部分以外のウィローモスは全てはがしました。そして、石の地肌が見える部分を歯ブラシで擦って、青龍石特有の白さを蘇らせました。
このようにすることで、石の存在感を強くさせることができます。今回のレイアウトには流木も使用するので、石の存在は重要視されなくなりがちです。ですので、「ここに石があるんだぞ〜」と伝えられるように、石を白くしました。
水を抜いていくと、クレーターにエビが集まり始めます。より集められるように、コリドラス用のタブレットを入れておきました。
見てください。わかりますか?エビが集まっています。これらを網で一網打尽にするわけです。
・・・・・・が、しかし
うまくいきませんでした。なんとエビが跳ねるのです。何匹かは回収できずに、そのまま底砂を洗う羽目になりました。う〜む、無念。
エビですが、数えてみると40匹くらいでした。リセット後にまた増えてくれるといいのだが・・・。
エビを回収後に、水槽内の底砂を回収します。バケツ2杯くらいに分けると洗うのが楽ですよ。
以前、ピートモスを使用していたときの汚れが未だに残っていたので、できる限りきれいにします。しかし、大磯をゴシゴシしてはなりません。表面が削れて、水草に好ましくない物質が出てくるからです。静かに洗います。あと、ゴム手袋を忘れないようにしましょう。手が切れますよ(^▽^;)
ちなみに現在はピートモスを使用していません。はっきりいってメリットがないからです。肥料は後からでも添加できるので。
水槽ですが、オールガラス水槽は割れやすいので、細心の注意をはらって洗いましょう。と、過去何度も言い聞かせてきたのですが、やってしまいました。水槽の底に3本のヒビが・・・。おそらく、底砂を洗ったあとにこぼれていた砂粒が水槽を置いたときに凸になってしまったからでしょう。ヒビは貫通していなかったのでビニールテープで補強しておきました。
洗浄が終わったら、水槽の立ち上げを開始します。まずは、水槽にバックスクリーンを貼りましょう。Yuのバックスクリーンは安物なので、ビニールテープで貼ります。当然、均等には貼れていませんがそこは気にしません。
さぁ、ここからどう水槽が生まれ変わるのでしょうか?次のページへGO!!!
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